中途入社社員インタビューinterview

私は大学卒業後、医薬品や医療機器を販売する商社に営業担当として入社し、医師や薬剤師に提案活動をしていました。

医療業界は安定しているのですが、会社としては少しずつ売上が下がっている状態で、長く働き続けることに不安を感じて転職を考えました。人と話すことは好きだったので商社で営業職を続けたいと思いつつ、自社製品の知識が深いメーカーでの営業職にも憧れがありました。そんな中で”メーカー商社”という業態のリックスを見つけ「ここだ！」と思いましたね。

午前中は10時ごろまで事務処理をし、お客様のもとに納品に伺って戻ってきて、その後は提案のために再度訪問し、夕方は4時か5時ごろ事務所に戻ってデスクワークをしています。このように、1日に2、3回ほど同じ製鉄所に伺い、現場に行ったり事務所に行ったりして、いろんな方と話しながら課題やニーズを引き出しています。

前職では約40件の顧客を担当していましたが、今は一つの製鉄所にずっと通っています。基本的には毎日行きますし、先程お話した通り1日に複数回訪問することも多いです。同じ製鉄所でも60人くらいやり取りしている人がいるなど、1つのお客様ではありますが、当たり先はとても多く、発掘することはまだまだたくさんあります。

確かに、前職と比べても、知識の量や深さがかなり求められますし難しいです。ただ、同じ工程を担当する全国の先輩、同僚から情報を「横展開」してもらえることが、営業活動のやりやすさになっています。

リックスのお客様は、私が担当している鉄鋼をはじめ、自動車、電子・半導体、ゴム・タイヤなど幅広い業界と取引しています。業界の中でも、ものづくりの各工程に担当がおり、工程ごとに全国の担当者が集まる会議もあります。例えば、私が担当している「鉄鋼の冷延工程」だけでも全国に約15人の担当者がおり、活動状況など情報共有をしあっています。

全国に製鉄所はたくさんありますが、製鉄所は違っても鉄を作る工程はおおよそ同じです。社内で「あの製鉄所でこの提案をして良い効果が出たよ」など上手くいった提案を共有しあうことで、活動の「横展開」をできることはリックスの強みですね。お客様に「あの製鉄所でこういう成果が出ました」と具体的な提案ができるので、『じゃあ試してみよう』と受け入れてもらいやすいんです。

まずは国内で経験、知識、実力をつけて、将来的には海外の営業所での勤務を目指したいと考えています。個人としては、お客様から頼ってもらったり、好かれるような人間になりたいです。そのためには何よりも知識を深める必要があります。創業115年の歴史で先代の方々が築いてきた人脈や文化も大切にしながら日々取り組んでいきます。リックスには長く勤めたいですね。

最初は知識がなくても、やる気と前向きさがあれば、どなたでも活躍できる環境がリックスにはあります。何歳になっても素直さが大切で、私も転職直後はわからないことだらけでしたが、ひたむきにやっていたことでお客様にも親切に対応して頂けたと思っています。リックスで働く上で、人間性の部分はかなり大事だと感じています。