中途入社社員インタビューinterview

まずは何よりも『人』。
人間性を高める育成を重要視しています。

グローバル営業本部 四日市営業所長 兼 ESプロサブリーダー

Y.Tさん

※職種は取材当時のものです。

Q1約20年前に中途入社されていますが、リックスに入社を決めた理由を教えて下さい。

私は大学卒業後、派遣社員としてロボットを製造するメーカーに入社し、半導体業界向けロボット製造の工程管理を担当していました。20代半ばになり、正社員を志して転職を検討している中、取引先でもあったリックスが営業職の正社員を募集しているのを見つけました。リックスは、様々な業界に携わって幅広い商材を取り扱っており、今までの経験を活かしつつも新たなチャレンジができそうと考えて入社を決めました。

Q2リックスに入社後はどのようなお仕事をされてきたのか教えて下さい。

主には、電子・半導体関連のお客様を担当してきました。入社後は、西東京営業所に配属されましたが、その3か月後には欠員が出た関係で仙台営業所に異動となりました。そこで10年間過ごし、営業のイロハや業界の知識を身に着けていきました。仙台営業所では東北地方全域をカバーしていたので、特に冬の移動には苦労した記憶があります。
その後、30代半ばで西東京営業所に戻ることになり、そこで初めて所長になりました。当時は業績が厳しかったのですが自分の色と経験を活かし、これまで営業所として開拓できていなかった領域で売上を立て、目標を達成することができました。

Q3現在務められている四日市営業所はどのような営業所なのでしょうか。

西東京営業所長として2年間働いた後、四日市営業所長を務めて6年目になります。四日市営業所では大手半導体メーカーがお客様で、シール関係(Oリング)など消耗品の売上割合が大きく、その他は修理・再生サービスを請け負っています。
修理・再生サービスは、装置の中の電気的な素子を交換したり、機械の駆動部の部品を交換してまた使えるようにしたり、そういう仕事ができるメーカーさんを探してお客様のもとを訪問しています。半導体の製造工程は幅広く、内部で担当者を紹介してもらいながら、一つのお客様の中でも開拓を進めています。既存顧客の深堀ですね。業界では国内No.1の企業なので、やりがいがあります。逆に他社に仕事を取られてしまうとかなりの痛手となり、難しいせめぎ合いはありますが、楽しさ・やりがいにもなっています。

Q4四日市営業所長という肩書以外にES(電子・半導体)プロのサブリーダーという業務も担われているんですね。どのような仕事内容か教えてください。

リックスは、鉄鋼、自動車、電子・半導体など様々な業界のお客様がおり、業界ごとに「プロ制度」を敷いており、その中で私はESプロ(電子・半導体)のサブリーダーを担っています。
全国の各営業所に30人ほどESプロのメンバーがいるため、その支援はもちろん、新商品開発の検討を行っています。新商品開発では、日々の営業活動の中でお客様から得たニーズをもとに、国内外から仕入先を発掘して、打ち合わせをしながら顧客課題を解決できる商品をつくっていきます。
新入社員をはじめ、リックスにも様々な人材が入ってきていて本当に楽しみな状況です。若いメンバーの活動を支援をすることで、成長していって、主任、課長、所長とステップアップしてもらいたいという願いもありますね。

Q5営業所長としては所員、ESプロサブリーダーとしては他の営業所員の教育も担っているのですね。教育面で意識していることを教えてください。

現在、四日市営業所には営業7名、事務2名の9名で活動しています。リックスの営業所としては比較的大きな規模で、新入社員も2年続けて配属されています。
若手社員によく言っているのは、「自分や先輩たちがいるから慌てなくていい」ということです。目標を高く持つのは良いことですが、高く設定しすぎると、入社したてのころの能力・知識とはギャップが大きすぎて、めいってしまいます。最終的には高い目標を目指すとしても、まずは一つずつ着実にいこう、ゆっくりでいいから確実に、そしてどんどん伸ばしていけばいいと伝えています。
また、こだわりやポリシーを持つことは良いことですが、高すぎるプライドは仕事をする上で邪魔にしかなりません。それが原因で潰れてしまうのは、せっかくリックスに入社してくれたのにすごくもったいないことです。そういう社員がいたら、言葉を選びながらもしっかり伝えるようにしています。そうしないとその人のためにならないと思っています。

Q6営業所としての売上目標もあるので、所長という立場としては「すぐ一人前になって売上を」という思いもあると思いますがいかがでしょうか?

私としては、売上より何よりもまずは「人間性」を高めて欲しいと考えています。武器やスキルを増やしたり、人間性を養ったり、そういう部分に重きを置いてもらいたいです。やる気や向上心、意欲がある方と仕事がしたいですし、そういう部下が昇進していくと、とても嬉しいです。人間性が立派で、仕事もできて、どこに行っても恥ずかしくなく通用するよう、しっかり向き合っていきたいです。
部下の成長を見るのは喜びにもなっていて、入社2年目の社員が新入社員に仕事を教えている姿を見ると「成長したな」と微笑ましいし、感慨深くなります。

Q7リックスにはどのような方が多いですか?

個性的な人が多い印象ですが、基本的にはみんな優しいです。私も上司や先輩との関係性は非常に良いと思いますし、今後も信頼関係を築いていければと思っています。上だけでなく、私より下の年代に対しても、良い関係を築いていきたいですね。良い職場づくり、雰囲気づくり、会社づくり、営業所づくり。その中で良い業績を残していければ良いなと考えています。

Q8ハードな仕事も多かったと思いますが、リックスに転職してよかったですか?

転職して良かったです。いろんな方にお会いできて、いい意味で仕事を任せてもらえているので、それに対して自分も甘さを出さずに頑張って成果を出そうということをモチベーションとしています。人が成長するためには、自分自身のマインド、周囲の環境など様々な要素があります。こちらとしても、うまく引き出していけるように盛り上げていきたいですね。
リックス、良いですよ。転勤も複数回していろんな経験もさせてもらえて、本当、面白いです。もちろん大変さはありますが、それより先に、面白い、楽しい、嬉しいという感情が出てくる会社だと個人的には感じています。

Q9今後のビジョンや目標を教えて下さい。

これまでの経験を活かしながら、専門性が高いES(電子・半導体関連)の分野に特化して仕事をしていきたいですし、それが会社のためにもなると考えています。ESプロの人数を増やして、サポートしながら質も高めて、アイデアも増やし、取り扱うアイテムを増やし、今までにリックスとして開拓できていなかった新境地を切り開いていきたいです。
ESは割とマニアックな分野なので、まずは社内の人材育成が最重要です。長く携わっている私としても、若手をサポートして、成長させていきたいと考えています。

Q10最後に、転職をしている方にメッセージをお願いします。

先ほどの話と重複しますが、私が大事にしているのは、「仕事や物事に対して気持ち・想い・やる気・向上心」です。全てを持っていないにしても、意欲や情熱があれば一緒に頑張れると思います。仮に入社した時点で全てを持ち合わせていなくても、リックスにはそういう熱量を持った人が多くいますので、一緒に仕事をする中でともに成長していきましょう。いろんな環境や立場で多くの経験ができ、成長できる会社だと思います。

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