中途入社社員インタビューinterview

海外製のインバーターや
モーターで顧客課題を解決しています。

NB開発本部 インキュベーション部 ダンフォスグループ

K.Yさん

※職種は取材当時のものです。

Q12021年に中途入社されましたが、前職ではどのようなお仕事をされていたんですか?

私は、大学で電気・電子関係を専門に学び、新卒で大手自動車メーカーに入社しました。もともとは自動車部門を希望していましたが、発電機の研究開発の部署に配属となり、新製品のテストやフィードバックを行っていました。発電機は、国内だと非常用くらいでしか馴染みがないイメージだと思いますが、海外ではレジャー用として家庭単位で保有しており、その市場向けが多かったです。

Q2大企業で勤務されてやりがいもあったと思いますが、なぜ転職を考えたんですか?また、最終的にリックスに中途入社を決めた理由も教えてください。

パートナーとの将来のこともあり、福岡県で暮らしながら仕事をしたいなと考え、リックスに転職しました。EV(電気自動車)やHEV(ハイブリッド自動車)など先進的なことにも取り組んでいたことや、面接時のアットホームな印象も良かったことが決め手になりましたね。

Q3現在所属しているダンフォスグループについて教えてください。

聞きなれない部署名で、仕事内容がイメージしにくいですよね(笑)グループ名の由来となっている「ダンフォス社」は、デンマークに本社がある機器メーカーです。私の所属するグループは、同社取扱い製品の中でもインバーターやモーターなどの制御・駆動機器を輸入して国内の製造業向けに販売するためのサポート業務をしています。
鉄鋼、自動車、電子・半導体といったリックスが古くからお客様にしている業界向けはもちろん、舶用業界のお客様が多いことも特徴です。例えば、「この船をHEVとして運用できるシステムにしたい」といった要望があれば、取り扱っているインバーターやモーターで応えています。設計段階からお客様と一緒に詰めていくこともありますね。お客様としても新たな分野への挑戦なので、そこに一緒にトライできることは楽しいですよ。

Q4その部署でKさんはどんなお仕事を担われているのでしょうか?

福岡県に駐在しているメンバーが私ともう1人おり、2人で西日本エリアのお客様を担当しています。私は営業担当ではなく技術担当寄りですが、まだ部署のメンバーが多くないので、神奈川県に駐在している東日本エリアの担当者も含めてみんなで助け合いながら体制を整えているような段階です。
営業の方と同行して客先を訪問したり、設計の打ち合わせをしたり、現場に行って技術的な対応をしたり、仕事内容は多岐に渡ります。繁忙期になると月の半分くらいは出張で、この前は、香川から鹿児島、次に和歌山に行ってというように西日本を転々と回っていました。そこで顧客と商談したり、販売した製品のメンテナンスをしたり、福岡の事務所にいるときは顧客からの質問対応や、製品の動作確認なども行っています。

Q5前職では一つのことを突き詰める仕事、現職では市場調査からアフターサービスまで幅広く担われています。実際に働かれてみていかがでしょうか?

現在の働き方のほうが個人的には合っていると思います。幅広く担うことで経験がつくし、視野を広げることにも繋がっています。研究開発だけをしている時は、「社内の品質保証に通るような製品をつくろう」、という本質とずれた内向きな考え方になりがちでした。本来、製品はお客様のために作るものです。リックスはお客様を第一に考え、製品をただ売るのではなく、お客様の課題を解決できるよう一緒に歩んでいく会社なのでやりがいもありますね。

Q6様々な理由があって転職されたようでしたが、リックスに入社して改善できていますか?

そうですね、改善できていますし、私にはリックスのような会社や働き方がマッチしていたのだなと感じています。別の会社を経験して転職したからこそ分かったことですね。新卒の会社だけだと、どうしても他社を知らないので比較して判断ができません。逆に今だからこそ前職の良かったところも見えてきます。両方の観点で見た中で、現時点ではリックスのほうが自分には合っているなと思います。

あと、暮らしの面でも、福利厚生の借上社宅制度は大きいですし、その影響もあって前職は大企業でしたが、正直その時より給与面で満足しています。そういう意味でも働きやすいですね。

Q7大企業からの転職となりましたが、周囲の方の反応はいかがでしたか?

前職を辞める時は家族から少し反対がありました。ただ、ネームバリューよりその会社が何をしているかと自分がこれからしたいことを照らし合わせて転職を決めました。今は希望通り福岡県で働けていますし、日にもよりますが定時で帰れることも多いのでパートナーは喜んでくれています。

また、出張時には東京の実家にも帰れるので、両親も安心してくれていますね。転職という行動で自分にマッチする方向に動きだせて、本当に良かったなと感じています。

Q8前職と比較して、リックスの社風や雰囲気はいかがでしょうか?

入社面接の時からアットホームさを感じていましたが、入社してからもいい意味でギャップは無かったです。私の場合、福岡駐在の先輩とマンツーマンで活動することが多いのですが、かなり良くしてもらっていているので、その分仕事で応えたいと思っています。また、社風としては、前職ではあまり裁量を持たせてもらえなかったのですが、リックスでは上司や先輩との距離感が近く、何事にも前向きにトライさせてもらえています。

Q9ご自身の将来のビジョンやキャリアのイメージを教えてください。

まずは引き続き英語を勉強して、海外の方とも対話や情報交換がしっかりできるようにしたいですし、また、上司の技術力を引き継げるように自分の力と知識を伸ばしていきたいと考えています。
先ほどもお話しましたが、リックスはお客様を第一に考え、製品をただ売るのではなく、お客様の課題を解決できるよう一緒に歩んでいく会社です。お客様と積極的にやり取りして困りごとを聞いて課題を解決していきたいと思います。
そして、現在取り組んでいるEVやHEVは、今は新しい分野ではありますが、今後これ以上の新しいことが主流になっていくこともあると思うので、自分なりの知見もつけていきたいですね。

Q10最後に転職を検討されている方に向けてメッセージをお願いします。

ダンフォスグループは、お客様やその時の環境、場所ごとでやることが変わったり、出張も多かったりするので、臨機応変に対応できる柔軟性は必要だと思います。ちょっとしたトラブルに対して、解決策を自分で考えて、お客様としっかりコミュニケーションを取りながら主体的に行動できることも重要です。苦労することも当然ありますが、営業・技術・サービス・語学など、全般的なスキルが必ず身に付きますので、オールラウンダー志向の方に向いている部署かもしれません。
そして、アットホームな雰囲気が好きな方、お酒が好きな方であれば、よりリックス向きかもしれません(笑)アットホームが嫌な方もいるかもしれないですが、そういう方も良いと思います。うちの部署としても、様々なマインドを持った新しい方をどんどん入れていくべきだし、どんな方でも馴染めるような環境づくりは、私も率先してやっていきたいと考えています。

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