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ウエハフラックス 洗浄装置 JSシリーズ

  • スピンチャックテーブルはリックス独自のウェーハ外周チャック構造

    枚葉ウェーハ搬送システムを備えた本装置はバンピングされたウェーハからフラックスを洗浄する装置です。

    ”SPINーJET”によりウェーハ表面からフラックスや異物を確実に消去します。

スピンジェットについて

  • スピンジェットによる洗浄方式

    『スピンジェット』とは、外周のみを保持されたままでスピン状態にあるウェ-ハのバンプ面(及び裏面)に向かって、洗浄液・リンス液をジェット状態にしてぶつけ、ウェーハ上のフラックスやマイクロはんだボール・増粘系活性剤などの添加剤を短時間で確実に除去する洗浄方式となります。

スピンジェットのフラックスの洗浄性能

何故、スピンジェットが必要なのか?

  • スピンジェットが必要なのかの説明

    液中ジェットの場合、どうしてもウェーハ上に境界層が発生してしまいΦ0.12mm程しかないボールやマイクロはんだボールは液のよどみの中に入ってしまいます。そうなった場合、ジェット圧力を大きくしてもウェーハ表面に物理力が加わり難いため、フラックス中の不溶性分やマイクロはんだボールは除去することが出きません。また、ウェハーを液中より引き上げる際に異物等の再付着の恐れがあります。

液中ジェットの場合

  • スピンジェットの必要性

    スピンするウェーハ表面に直角にジェットをぶつけるため、ジェットの物理力を剥離力として不溶性分やマイクロはんだボールに直接加えることが出きます。 ジェットの力で境界層を破壊しながら揺動するため、ボールの周りに力が均等に加わり洗浄残りが発生しません。また液は常にフィルタリングによる再生された液を使用するので、異物等の再付着の恐れがありません。

スピンジェットの場合(RIX)

JSシリーズのバリエーション

型式 プロセス
JS-3010M 1槽式手搬送/洗浄・乾燥を1槽で行うタイプ。
少量サンプル品の洗浄やリワーク用に適しています。
JS-3030LHA 3槽式自動搬送/洗浄槽・プレリンス槽・リンス乾燥槽の3槽タイプ。
生産量が少ない場合に適しています。
JS-3040LHA 4槽式自動搬送/洗浄槽・プレリンス槽・仕上げリンス槽・乾燥槽の4槽タイプ。
生産量が多い場合に適しています。

洗浄装置/乾燥装置/ノズル

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