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Soryu-C(ソーリューシー)
ロボティクス
今まで侵入できなかった、地中に埋設された排水管を
クローラー式ヘビ型ロボットにより点検
製品概要
Soryu-C(ソーリューシー)とは?
社会インフラや、工場、ビルなどの地下には用水・排水が流れる埋設管が設置されています。埋設された環境のため、何十年もメンテナンスできていない状況にあります。老朽化による、管ズレ、亀裂が発生し管が陥没したり、堆積物で管内が詰まったりすることで、大きな事故や生産性の低下につながる可能性があります。
クローラー式ヘビ型ロボット ”Soryu-C" は管内部から侵入し、非掘削により点検を行うことで、今まで確認できなかった管内の劣化状態を迅速に見ることができるヘビ型ロボットです。
Soryu-Cの構成図
Soryu-Cの仕様
Soryu-Cの点検イメージ
■点検のステップ ①ロボットの投入 ➁ロボットの走行 ③ロボットの回収 ④成果物 |
Soryu-Cの走行動画
Soryu-Cのスペックに関する簡単な紹介と、実際に埋設配管を走行させた際の動画です。
ユースケース
1.伏び配管の点検
線路陥没の防止
■鉄道(線路)の下に横断するよう設置された管を伏び配管を言います。
設置後100年近く経過した伏び配管が大半を占め、管の劣化、ひび割れの可能性が大変高くなっています。
管内へ土砂等が流入してしまうと路盤に空洞が発生し線路陥没の原因となります。 大規模事故の原因となる
伏び配管の点検は、安全な輸送に必要不可欠です。
2.工場地下に広がる埋設配管点検
生産ライン緊急停止の防止
■工場の地下には排水管が張り巡らされています。管内部の腐食が進み、
排水が漏れてしまう可能性があります。重要度の高い埋設配管であれば、
工場全体の生産を緊急停止する場合もあり、大きな損失に繋がります。
突発停止を起こさないためにも、管内状態の把握が必要です。
3.再生可能エネルギー発電所地下に広がる埋設配管点検
排水詰まりによる、災害事故防止
■太陽光発電や、風力発電などの再生可能エネルギー関係の発電所下には、
配管径100mm~200mmの埋設配管が多く設置されています。
排水が詰まり、計画どおり流れていないと、土砂崩れや、盛土が崩れるなど
災害や事故に繋がります。人命にも大きく影響するため、点検が必要です。
ロボティクス