ロッキーインシュレーター

当社製「ロッキーインシュレーター（断熱材）は、断熱・保温用途に優れた性能を発揮する熱硬化性プラスチック「フェノール樹脂成型品」です。

ロッキーインシュレーターは成型機で加熱・直圧一体成型しているため、積層タイプの断熱材に比べ「吸水率」が低いことが特徴です。そのため破損が少なく、長くご使用頂けるので、設備保全費のコストダウンにつながります。

ロッキーインシュレーターは大手鉄鋼メーカー、大手自動車メーカーなど様々な業界の生産設備でご利用頂いております。中でもタイヤ製造設備である「加硫機「プラテン用断熱板」や「油圧シリンダーの保護用断熱板」としては、国内外のタイヤメーカーに導入実績がございます。また、保温材や絶縁材としても採用いただいております。

■お客様の現状と課題
従来工法（熱風炉循環によるワーク加熱の場合）

●炉が必要なため設備が大きくなってスペースをとる

●熱加工に際し、ワークだけでなく空間（炉）全体を温める必要があるため効率が悪い

●炉内全体が昇温するまでに時間がかかり、その分、余計なエネルギーもかかる

●昇温に時間・エネルギーがかかるため、簡単に設備を止められない
（再稼働に時間・コスト・CO2が多くかかる）

■当社課題解決策

◎加熱効率が高く短時間で加熱可能

◎汎用電源を使用するため、低価格・低ランニングコスト　

◎設備稼働によるＣＯ２削減

◎ワークの形状に合わせたIHコイルを製作可能

◎設備の小型化、イニシャルコスト削減可能

プラテン用断熱板。
ロッキーインシュレーター(断熱板)は圧縮の強さで高温高圧操業に対応し長寿命を生みだしています。また、低い吸水率でスチームの侵入を防ぎ内部よりの破損も防ぎます。