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FiBLAG coat(ファイブラッグコート)

ファイブラッグコートとは

black Fire.ファイブラッグコートは、塗布するだけで簡単に防炎加工できる生物由来の安全な液剤です。
素材本来の特性を保ちながら、強力な防炎効果を発揮し、火災リスクを低減します。
ファイブラッグコートは、幅広い用途に対応できる画期的なアイテムです。


ティッシュペーパーでの検証

ティッシュペーパーの上半分にファイブラッグコートを塗布し、未加工の下から火をつけた画像①ティッシュペーパーの上半分にファイブラッグコートを塗布し、未加工の下から火をつけます。

ファイブラッグコート未塗布の下半分は炎が燃え広がる。②未加工の下半分は炎が燃え広がります。

ファイブラッグコート塗布加工済の上半分には炎は燃え広がらず鎮火③塗布加工済の上半分には炎は燃え広がらず、鎮火しました。

ファイブラッグコートの特徴


●優れた防炎効果で、一度塗布するだけで、素材が燃えづらくなります。
●2年から最長10年と長期間効果が持続します。
●無色透明なので、美観を保ちながら防炎効果を発揮します。
●生物由来で中性・無臭なので、塗布後も快適性を維持できます。
●人体に無害で、安心です。
●塗布しても素材の性能は変わりません。

容量:500ml
主な成分:多糖類、リン酸化合物
pH:約7
※水を吸収する素材にご使用いただけます。

ファイブラッグコートの製品画像

なぜ燃えなくなるのか!?


燃焼に必要な3要素

燃焼には『可燃物』『酸素』『熱』の3つの要素が必要です。
ファイブラッグコートは、そのうちの『酸素』と『熱』を排除することで、燃焼拡大の抑制に効果を発揮します。

火と抗うための4つの働き


①炭化

火災が発生すると、加熱に伴い対象物の表面に炭化層を形成します。この炭化層が可燃ガスの流れや燃焼による放熱を妨げ、燃焼を抑制します。


②酸素の隔離

本液剤は、経加熱された時に熱を吸収する性質があります。これにより可燃物の温度が下がり、大量のハロゲン化水素ガスが発生します。これは空気より密度が高いため、可燃物の表面を覆い酸素を隔離する働きがあります。


③温度低下

本液剤は、燃焼物から放出される熱の一部を吸収し、強い吸熱反応を起こします。これにより、燃焼物の表面温度を低下させ、延焼を防ぎます。


④煙の抑制

先の3つのステップの結果として、熱による煙の発生を減らすことができます。火災による死因の第1位は煙の吸引だとされているため、重要な要素です。

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