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FiBLAG(ファイブラッグ)

ファイブラッグとは

black Fire.ファイブラッグは、アクリル繊維を原料とし、特殊なプロセスを経て焼成炭化した繊維です。

優れた柔軟性を持ちながら、瞬間的に1800℃の高温に耐え、1000℃以上の環境でも3分以上の耐久性を誇ります。


ファイブラッグの特性


①難燃・不燃性

ファイブラッグは瞬間的に1800℃の高温に耐え、1000℃以上の環境下でも3分以上の耐久性を持つ不燃性素材です。

着火せず、溶融せず、高温環境では炭化するため、長時間の超高温環境下でも燃えません。

また、洗濯などで難燃性が衰えることもありません。


②ソフトで快適

高い耐熱性と不燃性を備えながら、柔らかく良い肌触りで、しかも高い通気性を備えています。

直接肌に触れる衣服や防護服に使用しても快適な着心地を提供します。


③耐薬品・耐腐食性&抗菌・抗ウイルス性

優れた耐薬品性と耐腐食性を持ち、強酸や強アルカリなどの化学薬品に対しても性能を維持します。
また、強力な抗菌性と抗ウイルス性を備えており、繊維上での細菌やウイルスの増殖を抑制します。


④撥水性

優れた撥水性を持つため、汚れにくく、メンテナンスが容易です。また、溶銑など溶解した金属も付着しにくく弾きます。

LO1値


ファイブラッグは、アクリル繊維を原料とし、特殊なプロセスを経て焼成炭化した繊維です。
優れた柔軟性を持ちながら、瞬間的に1800℃の高温に耐え、1000℃以上の環境でも3分以上の耐久性を誇ります。

  • ファイブラッグはLO1値が高く、耐炎性が高い素材。

    LO1(限界酸素指数)は燃焼を維持し続けるのに必要な最低の酸素濃度、
    つまり耐炎性を示す指数になります。
    LO1値が高いほど、耐炎性が高い素材であることを示します。

一般的な難燃性素材との違い


難燃性素材は、燃焼後に火元から離れると火が消えますが、燃えない訳ではありません。

ファイブラッグは、空気中では高熱で接炎しても、赤熱するだけで溶融しません。

また寸法安定性も優れており、完全に燃えない素材です。

ファイブラッグは炭化型で、溶融や滴下をしません。
つまり残じん時間0sの不燃素材です。
ファイブラッグに1000℃以上のバーナーの炎を3分間当てても、一定の強度を保ち、赤熱はしますが全く燃えません。

他の耐熱素材との比較

ガラスファイバー アラミド繊維 ポリイミド ファイブラッグ
最大耐熱温度 300~800℃ 200~250℃ 500~560℃ 800~1800℃
溶融滴下

無・炭化型

無・炭化型
難燃分類

不燃

難燃

難燃 不燃

環境・人体
への影響

皮膚・呼吸器への刺激

高い発がん物質

環境や人体に優しい 環境や人体に優しい 環境や人体に優しい
強度 高い 高い

普通

普通

製品一覧

  • ファイブラッグを使用した防炎・耐熱手袋

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  • ファイブラッグを使用した防炎・耐熱腕カバー

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※製品は順次追加予定

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