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気化性防錆剤　CORTEC

コーテック(CORTEC)社の防錆剤の取り扱いについて

コーテックは気化防錆剤の世界ブランドです。
1977年の創立時から世界的視野に立ち、様々な国で使用できる安全性の高い防錆剤を開発しています。
効率的に錆を防ぐには、保管方法、製造工程、輸送方法の違いに対応した製品を用意する必要が有ります。
これに対しコーテックは製品開発だけではなく、製品種類、仕様方法などをアドバイスできるコンサルタント活動を進めています。
リックスは国内関係会社であるネクサスCTを通じて米国コーテック(CORTEC)社の防錆剤を販売しております。
詳細事項については、ネクサスCTのホームページへ。

コーテック防錆剤について

静的な腐食防止から動的な錆防止へ

錆などの腐食は、水分と酸素や酸などの汚染物質が金属表面に付着することにより発生し、酸化還元による電気化学反応により進行します。
コーテックのVpCIテクノロジーは強固なイオン結合により、これらの発生原因から金属表面を守ります。
VpCIは電気化学的に金属の表面を覆うだけではなく、錆を防ぎにくい細かい隙間やピンホールにも霧状に入り込み空気や湿気、結露を遮断し防錆します。
VpCIの防錆膜は電気的、化学的、機械的な影響を与えません。
また、化学的な堆積も起こしません。

コーテックのVpCIテクノロジー

原料保管から加工、組立て、輸送、在庫保管まで、全ての工程に対応
幅広い商品群は、現状の工程に付加することにより防錆工程の短縮が可能
マルチメタル対応・・・鉄から非鉄、各種合金まで幅広い金属に対応
商品の種類や希釈倍率を変えることにより防錆期間をコントロ－ル
人と環境に優しい安全性の高い成分を使用(RoHS、REACH、FDA/USDA対応、ISO-9001、ISO-14001)
世界中の有力メーカーでの使用実績(MILｽﾍﾟｯｸ、GMｽﾍﾟｯｸ、日本国内企業)

VpCIテクノロジーはここが違う

コーテックの防錆イオンは、金属の陰極／陽極の±に引き寄せられ結合し薄膜を作ります。
この膜が酸素と水分や酸などの汚染物質による外からの攻撃から守ります。
またコーテックの防錆イオンは表面に付いている水分の内部に侵入し、表面やピンホール内部まで保護膜を張ります。
ここが従来の油性や水性防錆コーティングとは根本的に違う所です。

高い安全性

コーテック防錆剤は一般的に使用されている亜硝酸塩（劇物指定）を含有していない、人と環境に優しい防錆製品です。
コーティング防錆(オイル等)と異なる、気化防錆という方法で、金属表面をイオンで覆い、酸化・汚染物質から保護することにより錆を発生させません。
また、カルボン酸塩をベースにした防錆剤のため、人や環境に優しい製品となっています。
RoHS、REACHも取得済みですので安心してご使用いただけます。