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ベアリング再生
研磨・研削加工によりベアリングの再生・修理・新作をおこなっており、ベアリング再生・修理コストは新作コストの約60%、事前に事故を防止するメンテナンスも実施しています。
ベアリング再生・修理動画
ベアリング再生・修理工程について
ベアリングに不具合が生じたら、まずは症状をご確認ください。
ベアリングに不具合がみつかったら、ご相談を。
ここでは、再生可能な症状とその修理方法についてご紹介します。
■再生・修理可能な症状とその修理方法
症状1:回転中の焼き付きなどで硬度が低下した
一般的には補修を行わないが、対応可能。分解して硬度検査を行い低下の程度が軽いものは、硬度低下部分のみを新作し、組立・擦り合わせを行います。
症状2:内輪・外輪・ころなどの軌道面に圧痕が生じた
ころ全体を規格寸法範囲で真円に研削し、次に内輪・外輪の圧痕の深さに応じて研削・研磨し、組立・検査にて仕上げ、再度擦り合わせを行い、精密検査を行います。
症状3:内輪・外輪・ころなどにサビが生じた
内輪・外輪のサビはサビの深さに応じて研削・研磨し、スキマ・寸法に応じて擦り合わせを行います。
ころもサビの深さに応じて研削・研磨します。また、ころ新作や同一メーカーであれば組み換えによっても対応します。
症状4:内輪・外輪に亀裂が入った
内輪・外輪のいずれか、または両方の新作を行い、研磨・擦り合わせにて規格品として制作します。
※ただし、保持器が曲がっている・亀裂が入った場合は、再生不可となります。
ベアリング再生の工法についてのご紹介
【研磨・研削再生】
研磨再生
内輪・外輪研磨、ころバレル研磨
同一メーカー・型式であれば、各々良品の部品を組み合わせることによる再生も可能。
自動調心ころ軸受であれば再生率70%以上の実績です。
研削再生
外輪・内輪・ころ研削
外輪・内輪の各軌道面、ころを研削加工し再生します。
【部品新作再生】
外輪・内輪・ころが、摩耗やフレーキングなどにより不良部品となる場合、通常は再生ができません。
その場合、良い部品は研磨・研削し、不良部品を新作することで再生を行います。
どの部品についても制作は可能です。また研削により内部スキマが広がり、再生不可の場合も部品新作し再生を行います。
コストメリットを考慮し、最も安価となる部品を選定し、制作します。
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