GP2026アクションAction for GP2026
01ビジネス領域
-
1現状の業界・業種(525億円)
顧客のモノづくりプロセスを ⓪企画→①開発→②生産技術→③現場/設備→④保全→⑤再生/廃棄とした場合、リックスグループは③現場/設備や④保全の領域を主戦場としており、その領域を上流・下流へ広げることで既存市場における“深化”を目指しています。GP2026においては、継続して①開発と②生産技術へ領域拡大を図るとともに、④保全及び⑤再生/廃棄へも拡大していきます。
-
2成長分野(75億円)
顧客キーワードに『CASE・医薬品・化粧品・建機・造船・官庁・環境・食品』を、開発キーワードに『水資源・水処理・脱炭素・再生可能エネルギー・SDGs・水素・バイオエタノール・CNF・ケミカル事業』を設定し、自社技術である“流体制御技術”を軸として、官公庁向けや災害対策商品など、ESG・SDGsと連動した開発を推進していきます。
-
3海外(600億円のうち96億円)
リックスグループは販売と製造の両面で国内事業会社と海外事業会社との協創により海外売上比率を拡大していきます。GP2026においてはアメリカ・中国・インドの体制強化(機能拡充)、既設法人の拠点展開と基盤強化、製販及び現地パートナーとの協創、シナジーの実現を狙います。
02収益性
-
1事業活動の効率化(営業利益率7.5%以上・ROE11%以上)
データとデジタル技術を活用し、顧客への戦略的なアプローチや既存業務の効率化を図るとともに、迅速な社会ニーズの収集・顧客課題の解決を行います。
-
2新製品・新商品開発(オリジナル品比率40%以上)
"協創型メーカー商社"(※)として社内外協創を推進し、競争上の優位性をもつオリジナル品の創出及び拡販を図ります。
(※)“協創型メーカー商社”の定義
①社会課題を解決する手段を多数持っている
②社内外協創により、新しいオリジナル品を常に生み出すことができる
③商社的な解決方法、メーカー的な解決方法だけではなく、それらを組み合わせた独自性の高い解決方法まで生み出すことができる(リソースのフル活用)
④メーカー機能は、自社・グループ企業にとどまらず、協創パートナーの機能も合わせられることができる
⑤自社内に直販(解決策を小売している)×製造機能がある
03人材・組織の強化
1ライフ・ワーク・バランスの充実
テレワーク及びフレックス制度などを活用し、柔軟な働き方が選べる環境を整備するとともに、残業の削減などを通じてプライベートが充実できるような職場環境の整備を推進します。
2RIXing Action
人材の育成と定着 を実践できる
RIXing Actionをベースとした教育体系を確立し、リックスグループの従業員が当たり前に実践できるように各種浸透施策を推進します。
(※)RIXing Action:リックスの経営理念・行動指針・社風・歴史・ビジネスモデル等を表す総称であり、脈々と受継がれてきたもの
3協創センターをフル活用する仕組みづくり
社内外協創を推進するため、社内ならびに社外からビジネスアイデアを募集・事業化できる仕組みを強化し、これまで以上の密な連携を行います。リックスの得意とする顧客密着営業を通じてこれまで以上に課題を迅速に把握・解決します。
4新システムへのスピーディーな移行
GP2026・LV2030で掲げるビジョンの実現や目標の達成を下支えする新システム"TUNA-BA"を運用し、勘・経験・度胸といった従来より培ってきた「アナログ」とデータなどの「デジタル」を融合させ、事業効率の最大化を目指します。
04ステークホルダーリレーションズの充実
1CSV-Creating Shared Value ビジネスを通じた社会貢献の実行
リックスグループは開示している各方針に則って事業を展開していくとともに、国際社会が取り組んでいるSDGsに賛同し、事業活動を通じてSDGsが目指す持続可能な社会/世界の実現に向けて貢献します。
2ステークホルダーとのコミュニケーション活性化
積極的な情報開示を継続していくとともに、ファン(※)の皆さまに喜んでいただけるように従業員・グループ会社・取引先・各種機関・株主・地域社会に対する適時・適切な透明性の高い開示と対話を行います。
(※)リックスグループではステークホルダーのことをファンと呼ぶ
3ガバナンス体制の強化に向けた取り組み
リックスグループはサステナビリティ委員会の下部組織であるガバナンス分科会にて、リスク(経営に重要な影響を及ぼす不確実な事象)を特定・評価し、発生の防止ならびに発生時の被害の最小化の為の取り組みを推進します。