九州大学への支援として「リックス・安井留学支援基金」が創設されました。
お知らせ
この度、当社の元社長である安井玄一郎、安井龍之助の両名は、保有する当社株の一部を九州大学(福岡市西区 以下、同学)に寄付しました。同学は、寄付をもとに「リックス・安井留学支援基金」を創設し、寄付した株式の配当金は同基金に充当され、同学学生の海外派遣支援や、留学生の受け入れ支援に活用されます。
■寄付株式数
安井玄一郎 氏:10万株(リックス株式会社)
安井龍之助 氏:3万株(同上)
※両名は同学出身です。
■背景及び概要(九州大学リリースより引用)
本学では、本学の学生への海外派遣支援と、本学で受け入れた留学生への受入支援という、大きく2つの留学支援を行っています。
世界の現状を直接肌で感じてもらえるよう、出来る限り留学の機会を設けると共に奨学金での支援を行っており、2024年度でも約1,900人の海外派遣を行う見込みですが、数千万円の本学予算では支援が行き渡らず、年々上昇する海外での生活費の負担から、留学の短期化や留学そのものを断念する学生も出ています。
また、本学の国際化を進めるため、2024年度で約2,600人の留学生を受け入れ、留学生数の増加にも力を入れていますが、大学予算の不足から、奨学金による支援を受けいている外国人留学生のうち学内の奨学金受給者の割合は3%に留まっています。
今回、ご自身の経験から、海外経験の重要性を強く感じている安井様ご兄弟から、九大生の留学・海外派遣支援のご提案があり、かつ出来る限り長期の支援を実施して欲しいとのご意向から、今回ご寄附頂いた株式の配当金を令和7年度より受け入れ、その配当金を財源に本学が現在実施している海外留学渡航支援や国際会議等参加支援、受入留学生への支援等、各種事業を拡充・新設していきます。