社員インタビュー
グローバル営業本部 大阪営業所 I.T※職種は取材当時のものです。
インタビュアー:リックスに入社を決めた理由を教えてください。
私は福岡県出身で、大学時代は国際系の学部で英語や国際貿易、経済のことなどを学んでいたため、「福岡に本社がある」「海外に目を向けている会社」の二つを軸に就職活動をしていました。その中で見つけたのがリックスです。選考前に社員の方と話す機会があったのですが、仕事が面白そうだったことはもちろん、優しい方がとても多くて「人がよさそうな会社だな」と好印象を抱いた記憶があります。利益も創業以来ずっと黒字経営で会社としても安定していて、自分の希望に合いそうだなと感じ、入社を決めました。
インタビュアー:入社前と後でギャップに感じたことを教えてください。
入社前に持っていた仕事のイメージは、上司から「これを販売してこい」と指示を受けて動くというものでした。ただ実際に入社してみると、割と自由度や自主性を求める度合が高くて驚きました。私はあれこれ言われず能動的に動けるほうが性格にも合っているので良いギャップでした(笑)。
あとは、「人がよさそうな会社」という直観も当たっていました。私は入社してから6年間同じ営業所にいます。その間、異動で上司や先輩など人の入れ替わりは多くありましたが、みんな優しくて温かい方ばかりでした。ほかの営業所の方と関わる機会も多いですが、なぜかそんな方ばかりです。
インタビュアー:現在はどんな仕事を担当していますか?
農機メーカー、製鉄所、船舶など様々な業界の生産現場に入り込み、生産ラインに必要な機器や部品などを提案・販売しています。自分が提案した部品洗浄機をお客様の生産工程に採用してもらった時は嬉しかったですね。リックスは生産ラインで使う装置や部品を主に取り扱っているため、自分の仕事が最終製品になってダイレクトに目に見えるわけではありません。ただ、お客様の工場で販売した装置を使ってもらっている様子や、お客様が作った最終製品を見ると、ものづくりに携わっているんだなという実感があって、やりがいにも繋がっています。
今後はリックスがこれまで攻めていないような新市場を開拓して、これまで身に着けてきた課題解決営業を活かし、会社や世界中のものづくりに貢献したいです。
インタビュアー:難しそうな仕事で幅広い知識が求められそうですが、どのように勉強されたのでしょうか?
一番は、ありがたいことにお客様から教えて頂けることで知識を身につけました。提案で訪問した際、「この工程ではこういうことをしている」と生の現場を見ながら分かりやすく教えて頂けます。お客様とリックスの間で関係性ができているので、親切に教えてもらえるケースが多いです。大学で産業系、機械などの勉強をしていなくても、私は全然問題なくやっていけました。それでも分かりにくかった時は、上司や先輩に教えてもらったり、社内システムで過去の事例などを見たりして知識を積み重ねていきました。あと、営業所内だけでなく、同じ業界の担当同士で学び合う勉強会も定期的に開かれているので、全く知識がない状態からでも安心して業務を覚えていくことができますよ。
インタビュアー:一日の仕事の流れ教えてください。
出社後は、見積もり作成や案件の進捗確認、メール対応などの事務処理をして、午前10時半ごろから営業に出かけることが多いです。日にもよりますが、午前中に1軒、午後に2~3軒ほどお客様の工場を訪問しています。同じお客様のところに少なくとも週3~4回以上、多いケースだと毎日伺っています。正直、最初は毎日通えていなかったお客様もいましたが、通う頻度を増やしていったことで「良いところに来てくれた。これ困っているんだけど、どうしたら良いかな?」など少しずつご相談頂けるようになりました。こちらから訪ねて行って面倒くさがられる営業というより、リックスの場合は長年のお付き合いで知ってもらっているので、可愛がってもらえることが多いです。頻繁にお客様のもとに伺うことは大事だと思います。毎日通っても温かく対応頂ける環境があり、通おうとする営業担当がいる―。それがリックスの営業の特徴で、強みだと思います。
インタビュアー:「顧客密着」がリックスの大きな強みなんですね。
そうですね。お客様はもちろん、リックスのような商社は仕入先様とも深い関係性を築く必要があります。顧客密着を心がけていると、お客様から、「困っていて急ぎで何とかしたい」と相談を頂くことが増えます。緊急案件なので仕入先様にも「この部品、すぐに納入可能ですか?」など無理を言ってしまうことが多々あります。また、お客様に商品を販売する時、技術的な細かい説明などは仕入先様に頼らせてもらうことも多いです。お客様と仕入先様のどちらともと良好な関係を築いたうえで、間に入って両者を繋いで円滑に仕事を進める―。それがリックスの存在意義だと考えています。
インタビュアー:後輩に仕事を教える機会も増えてきたと思いますが、どんなことを意識していますか?
なんでもざっくばらんに質問しやすい環境をつくること、よく話すことを大切にしています。自分自身に置き換えてもそうですが、上司や先輩への話しかけやすさって本当に大切だと思うので。向こうから声をかけてもらいやすくすることはもちろん、私から「どんな感じ?大丈夫?」など頻繁に声をかけています。そうすることで、「そういえば」「実は」「お客さんからこんなことを聞かれて」というような相談をしやすいようにしています。私自身も日頃から気軽に所長に悩みを相談させてもらえています。営業所のメンバーはみんな温厚な方で仲が良くて、悩みを相談しやすい環境です。あとはメリハリがしっかりしていて、営業所内みんなで雑談しながら休憩する時もありつつ、やるときは集中してやっています。所長が相談しやすい雰囲気を出してくださっているので、私もそのイズムを継承していきたいです。
インタビュアー:リックスで働く上で「ここが魅力的!」というおすすめポイントを教えてください。
リックスはすごくバランスが良い会社だと思います。従業員が何千・何万人もいるような超大手企業ではないですが、長年の歴史があるので地盤がしっかりしていて、お客様への最初の入り込みやすさも非常に感じました。蓄積された販売データをもとに、新人でも成約確度の高い提案がしやすいことも特徴です。また、社内では役職が上の方と関わることも多く、距離感も近いので「リックスっていい会社やな」と日々思っています。大きすぎる会社だと、上の方に成果を認識してもらえる機会があまりないと思いますが、リックスだと成果を見つけてもらいやすいですし、やったことはやった分だけ評価してもらえます。あと、福利厚生は間違いなく良いです。借上社宅制度があることは友人にも驚かれましたし、ゴールデンウィークやお盆、年末年始など長期休暇も多く、有給休暇も取りやすい環境だと思います。2年前に結婚したのですが、休みが多いので妻と一緒に出掛けられたり、一緒に家事ができたり、ライフ・ワーク・バランスがとれています。
インタビュアー:学生に向けてメッセージをお願いします。
就職活動をしている皆さんにとって、どの会社が良いのかは実際に入社してみないと分からない部分も多いと思います。ですので、いろんな会社を見て、調べて、人に会って話してみて探していくことをおすすめします。ちなみにリックスだと、人と話すのが好き、行動力がある、コミュニケーションが好き、能動的に考えてやるのが好きな方は向いていると思います。
また、学生時代は国内外を旅行したり、いろんな人と話してみたりするなど視野を広げられるような経験を積んでみてください。私も学生時代、カナダに半年語学留学して現地の方とたくさん話すことで、視野や考え方の幅、価値観を広げることができました。
たくさんの会社の面接を受けてみて、その中でご自身の価値観に合いそうな会社を見つけられることを願っています。
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